アグリジェントの神殿の谷2

アグリジェントの神殿の谷2

57月

Buon giorno!

前回に引き続き、アグリジェントの神殿の谷についてです。

アグリジェントの神殿の谷2

コンコルディア神殿の近くに、去年からアグリジェント固有種「Capra Girgentana」

というヤギがいます。巻きに巻かれた角をもっています。

木と混じって見にくいですが。どこかにひっかかったらポキっと折れそう。

西アジアの山岳地帯のマーコールというウシ科ヤギ属(?!)の血をひいています。

マーコールも調べてみると、角がクルクル。

アグリジェントの神殿の谷2

その横には3~4世紀の初期キリスト教の共同墓地で、この地下にも墓地が続いています。

アグリジェントの神殿の谷2その先には、現在は管理事務所として使われている、ヘラクレス神殿の円柱を

復元した英国人考古学者、ハードキャッスル卿邸「ヴィラ・アウレア」があります。

庭園中央に彼の銅像もあります!

アグリジェントの神殿の谷2

その後は、ヘラクレス神殿です。ヘラクレスは、ディズニーの映画などでも知られていて、

とても有名ですよね!アグリジェント最古のドリス式神殿といわれており、紀元前6世紀頃に

建てられました。その後倒壊しましたが、1921年に先ほどご紹介した英国人

考古学者ハードキャッスル卿によって、8本の柱が復元されました。

アグリジェントの神殿の谷2

そして、さらに奥の瓦礫の山が、ゼウス神殿。ギリシャ神殿の中でも

規模が大きいとされているこの神殿。ギリシア神話最高の神ですもんね。

カルタゴとイメラの戦勝記念で紀元前5世紀に建てられましたが、地震や

カルタゴ人による破壊、さらには、公共建造物の資材供給所になっていたため、

保存状態がとても悪いです。

アグリジェントの神殿の谷2

ゼウス神殿の構造を支えた巨大な男像柱テラモンの復元像が、横たわっています。大きい!

アグリジェントの神殿の谷2

オリジナルは、考古学博物館の中にあり、こちらの写真がオリジナル。

左横に座っている人を見ると巨大さがわかりますよね。

このテラモンが使われたのは、神殿のほんの一部です。

アグリジェントの神殿の谷2

ゼウス神殿の模型を見てまたビックリ。

模型の中のテラモンは小さい・・・テラモンがたくさん。

いかにゼウス神殿が巨大だったかがわかります。

さらにこの奥にあるディオスクリ神殿は、時間が足りなかったため、断念。

ちなみに、この神殿はアグリジェントの市章になっています。

次の機会に写真とってきます!

ぜひ、一度は訪れたたい世界遺産のアグリジェントの神殿の谷。

考古学博物館とセットで見学しましょう!!

アグリジェントの神殿の谷詳細情報

場所: Valle dei Templi, Agrigento

Tel: (+39) 0922 183 9996

入場時間: 08:30-19:00 ※夏は夜間開放あり

入場料: 10ユーロ (考古学博物館との共通圏13,50ユーロ )

アグリジェントの州立考古学博物館詳細情報

Museo Archeologico Regionale di Agrigento

住所: Contrada San Nicola, Agrigento

Tel: (+39) 0922 40 1565

入場時間: 09:30-19:00 (月から土曜日) 09:00-13:00 (日曜・祝日)

入場料: 8ユーロ (神殿の谷との共通圏13,50ユーロ )

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