SiciliaWayのシラクーサ観光スポット情報
ネアポリ考古学公園(Parco Archeologico della Neapoli)
シラクーサの一番の見所の一つと言っても過言ではありません。
考古学公園内には、ギリシャ劇場、闘技場、採石場などと言った見所がたくさん集結しています。
切符は考古学公園全体で一枚なので、一度入場すれば全てをじっくりと鑑賞することができます。
施設情報
開館時間:11月、12月、1月、2月1日〜15日:09:00~16:00
2月16日〜2月28日:09:00~16:30
3月1日〜3月15日, 10月16日〜10月31日:09:00~17:00
3月16日〜3月31日, 10月1日〜10月15日:09:00~17:30
4月1日, 9月1日〜9月15日:09:00~18:30
5月, 6月,7月,8月:09:00~19:00
料金:10ユーロ 休館日:年中無休
ギリシャ劇場(Teatro Greco)
ギリシャ劇場としてヨーロッパ一の大きさを誇るのが、シラクーサのギリシャ劇場です。
紀元前5世紀頃に周辺の岩盤をすっぽりくり貫いて建設されたこの劇場は、
当時は15000人もの観客を収容できたと言われています。
かなりの権力を要し、繁栄していたシラクーサを象徴するものと言えます。
現在でも5~6月には古代ギリシャ悲劇が上演されています。
天国の石切り場(Latomia del Paradiso)
この考古学地域は、ほとんどが石灰の岩盤をくり貫いて、建設されました。
その為、多くの石切り場跡が残されています。
ギリシャ劇場の横に位置するこの石切り場は、「天国の石切り場」と呼ばれていました。
緑が一杯で美しいこの場所は、そう呼ばれるのも納得です。
デイオ二シオスの耳(Orecchio di Dionisio)
天国の石切り場に位置する、大きくて長い耳の様な形をした洞窟があります。
かなりの高さで、約23メートルもあります。
洞窟の外にいても、中で話す声がエコーになり響いてきます。
ディオニシオスと言うのは、昔この土地を占領していた領主の名前です。
言い伝えに寄れば、彼が敵国の囚人をここに閉じ込め、囚人たちが悪巧みを働いたらすぐ分かるように
する為に、この仕組みが発明されたのだそうです。
ヒエロン2世の祭壇(Ara di Ieone II)
この祭壇は、紀元前3世紀にヒエロン2世によって建設されました。
ギリシャ時代の祭壇の中では、最大の規模のものとされております。
神様に生贄を捧げる為に使われていました。
たしかに大規模で大きく、450頭もの牛が収まったと言われています。
円形闘技場(Anfiteatro)
シチリアに残る古代ローマ時代の円形闘技場の中では最も大きいものです。
楕円の形をしており、長軸は、何と、140メートルにもなります。
3世紀後期に建設されたものです。
剣闘士や猛獣用の通路もきちんと残されています。
パオロ・オルシ州立考古学博物館(Museo Archeologico Regionale Paolo Olsi)
ヨーロッパ内でも有数と言われる大規模の考古学博物館です。
博物館の周りには、大きな庭園があり、観光に疲れた際に、広い並木道を優雅に散歩するのも良いでしょう。
昔は、歴史地区にあるドゥオーモ広場にありましたが、中の展示品が増えすぎてしまった為、
現在の場所に移転されたのだそうです。
ギリシャ時代の数多くの陶器や彫刻品など、遺跡にて発掘された数え切れないほどの考古学作品を閲覧することが出来ます。
施設情報
行き方:考古学公園から徒歩約5分と近いです。
パオロ・オルシ通り(viale Paolo Orsi)を西へまっすぐ進み、ジェローネ通り(Corso Gelone)との突き当りを左へ。
その後、テオクリート通りの交差点を右へ約400メートル進む。
開館時間:9:00-18:00(火~土曜日)、9:00-13:00(日曜、祝日)
休館日:月曜、入館料:10ユーロ(博物館のみ)、13,5ユーロ(考古学公園との共通券)
涙の聖母教会(Santuario Madonna delle lacrime)
約60年前、ある民家にある小さな聖母マリアの石膏像の目から涙が零れ落ちると言う信じられない事件が起こりました。
その後数日間涙は溢れ続けた為話題になり、あちこちから奇跡のご利益を、多くの人々が集まってきました。
後々、専門家による研究から、涙は本物の人間の涙と同じ成分を含んでいることが証明され、このマリア像は本物の奇跡として崇められるようになったのです。
それに伴い、1990年にこのマリア像が収められる大きな教会が建設されました。
施設情報
※目立つ建物なので、遠くからでも屋根が見えており、すぐ分かります。
開館時間:7:00-13:00、15:00-20:00
-オルティージャ島-
シラクーサの旧市街であるオルティージャ島には、レストランやホテルがたくさん集まっています。
中心街には、バールやパブなどもたくさんあるので、夜にふらっと出かけて散歩してみてもとても楽しいでしょう。
海も近く、景色も良いので快適な滞在が楽しめると思います。
アポロ神殿(Tempio di Apollo)
アポロ神殿は、シチリアに現存するドリス式の神殿の中でも最古のものだと言われています。
紀元前7世紀頃にギリシャ人に建てられたものです。
神殿は、その後何度か改装や改築を繰り返されており、現在見れるのは一部の残りとなります。
夜はライトアップされていて幻想的な雰囲気となっています。
アルテミスの噴水(Fontana di Artemide)
アルキメデス広場の中心にある綺麗な噴水。
この噴水は、ギリシャ神話の登場人物がモデルとされています。
噴水の中央に立ち、最も目を引くのが、アルテミス女神です。
彼女に仕えていた妖精アレトゥーザは、川の神であるアルフィオスに求愛されます。
純潔を守りたいアレトゥーザは女神に助けを請いました。
この噴水は、そんな彼女の願いを聞き入れ泉に変えたという伝説がモデルになっています。
ドゥオーモ広場(Piazza del Duomo)
オルティージャ島の中でも最も賑わっている場所がここドゥオーモ広場です。
美しいバロック様式の建物が集結しています。
市庁舎、大司教館、ドゥオーモ、教会など多くの重要建築物が建っています。
この広場は、ジュゼッペ・トルナトーレ監督、モニカ・ベルッチ主演の「マレーナ」の撮影に使用されました。
シチリアの中で最も美しい広場とされています。
広場にある、レストランでランチしたり、バールでお茶するのもなかなか素敵でお勧めです。
ドゥオーモ(Duomo)
紀元前5世紀に建設されたギリシャのアテナ神殿を改装したものと言われています。
その証拠として、ファサードを正面にして左に廻ると、壁の中に埋め込まれてた柱の数々を現在でも確認することが出来ます。
正面のファサードは、広場のその他の建物の様に見事なバロック様式です。
内部の祭壇には聖マリア像が掲げられ、右側にはこの町の守護聖女である聖ルチア像が見られます。
内側でも外側に見られる柱が壁に塗りこまれていると様子が伺えます。
現存する祭壇や彫刻からも、2500年の時を経て、常に重要な建築物であったことが分かります。
施設情報
開館時間:08:00 – 19:00
入場料:2ユーロ
マニアーチェ城(Castello Maniace)
マニアーチェ城は、オルティージャ島の先端に位置する城塞。
11世紀初頭、当時シチリア王として大変権力を持っていたフェデリコ2世によって建てられたと言われています。
その立派さから、当時の権力の大きさが伺えます。
以前は、国防省の管轄で、一般人は立ち入り禁止となっていましたが、現在は午前中のみ(土曜日は終日)一般見学が可能。
海のすぐ側に建っているため、内部からの景色も抜群です。
施設情報
開館時間:09:00 – 13:00 (火曜日〜金曜日、日曜日)、09:00 – 17:30(土曜日)
入場料:4ユーロ(18~25歳は2ユーロ、18歳以下は無料)
アレトゥーサの泉(Fonte di Aretusa)
アルテミスの噴水のギリシャ神話のもう一つの舞台がここ。
川の神アルフィオスの求愛から逃げ延びる為、泉に姿を変えた妖精アレトゥーサが地下を通って、
ようやく辿り着いたのがこの場所だと語り継がれています。
シラクーサの名物パピルス草がたくさん生えており、泉ではアヒルが優雅に泳いでいます。
観光の合間に、ここでほっと一息いれるのも良いと思います。
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