Buon giorno!
今回はパレルモから車で約50分東に行った所にある
カッカモ城についてです。前回に引き続き城シリーズ(笑)。
パレルモのカッカモ城です。
このお城が建築されたのは12世紀のノルマン時代。
元はアラブ人が建てた見張りの塔があった所に建てられました。

シチリアの中でも大きく、保存状態のいいノルマン時代の城の
1つとして知られています。
標高約513mに建つこの城は眺めがとてもよい。
内部も結構広いので、個人差もありますが、見て回るのに
1時間半から2時間はかかると思います。

城内で見つけたカッカモ市の旗です。トリナクリアに馬。
この地域は馬がたくさんいたのか‥‥想像ですが。

こちらは昔の牢屋。いくつかあり、一番奥の牢屋には壁に絵が。
囚人が暇を持て余して壁に絵を描いていたそう。

この部屋はこのお城の中で最も重要であったとされる
「陰謀の間」。名前がすごいですね…
当時のシチリア王のグリエルモ1世に反発を起こそうと
たくらんだ者達がここに集まり、どう行動にでるか話し合ってたと
言われた事からこの名前が付いたとか…

隣には「暖炉の間」

そのまた隣には「寝室」床にはマヨルカ焼きのタイルが敷かれ、
このタイルは城が建てられた当時のものだそう。
写真を撮るのを忘れてしまいました…(すみません!)

テラスにも出る事ができて、ここからの眺めは最高です!
人口の湖「Rosamarina」がよく見えます。
しかし、このお城では絞首刑の判決が出た
囚人たちの刑が実行されていたところらしく…(汗)
絞首刑と言っても、シーツをパラグライダーのようにして
テラスから飛び、真っ逆さまに落ちて死んでしまうものもいれば、
運よく風に乗って町まで無傷で降りれた人もいたそう。
(しかし、この後兵隊さんが追っかけてきて、結局牢屋に戻るそうですが…)

こちらは、「食事の間」

今までこのお城を使ってきた貴族の家紋コレクション。
年代順に壁に飾られています。
またまた写真を撮り忘れたのですが、礼拝堂がある部屋があり、
祭壇の前でひざまずき、祈りをささげる床がガラス張りになってました。
まずは城主が祈り、その後側近達が祈ったのですが、
側近達の中の裏切り者がお祈りする際に、
この穴をあけて下に落としていたとの事…
下は針地獄になっていたという事で串刺しになっていた…と。
恐ろしい…

また、地下には武器のコレクションが多く展示されており、
武器好きにはたまらないと思います!
こちらは中近東のシャムシールと言われる剣だとか。

城内に飾られていた写真の中で、Rosamarina湖から取られた写真が
逆さ富士のごとく、逆さカッカモ。綺麗ですね!!

最後に、なぜか江戸時代に使われていた?侍の鎧が!
誰かが寄贈したものなのか…ちょっと不明ですが、
ビックリしました…そしてこのポーズは…?
パレルモに滞在の方はぜひこちらパレルモ近郊のカッカモ城にも足を延ばしてみてください!
開館時間→月~日 09:00~13:00、15:00~19:00
チケット→4ユーロ/人、2ユーロ/人(18歳から25歳まで)、17歳以下は無料
Siciliawayではシチリア島内の専用車手配やオプショナルツアーの
手配を行っております。可能な限り、お客様のご要望通りの
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