シチリア州の州都でもあるパレルモの人口は、周辺地区を合わせると100万人を越え、
イタリアの中で5番目に人口の多い都市とされています。
町には現在でも、他民族の文化の足跡を見ることができる為、文明の十字路とも呼ばれる程名高いです。
紀元前8世紀頃にフェニキア人によって立てられたのが現在のパレルモですが、大きく発展したのは、9世紀にアラブ人の時代から。
約3世紀に渡るイスラム人の支配の後、やって来たのがノルマン人(北フランス系)。
ノルマン人は、自分たちの文化にアラブの文化を融合した、アラブ・ノルマン様式と共にパレルモを大きく繁栄させます。
町のあちこちに見られる赤いクーポラ付きの建物は、正にこのアラブ・ノルマン様式のもの。
多くの歴史的建築物の集まる歴史地区と、ショッピングに最適な新市街のコントラストが面白いです。
明るいうちに観光を楽しみ、夕方にショッピングを楽しむのも良いでしょう!
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