ヨーロッパ最大の活火山と言われているエトナ山。
実は12月に入ってから、かなり活発な噴火活動が起こっております。
今回のブログでは、2015年12月エトナ山の噴火活動について書いていきたいと思います。
現在も噴火活動は続いており、大量の溶岩と火山灰が噴出されています。
こちらは数日前に、地質学者のMarco Antonio Marcinnoさんによって撮影されたもの。
先週から何度かカターニア空港は閉鎖されています。
カターニア方面に大量に降ってくる火山灰の為、飛行機の発着が難しくなっている為。
カターニア発着予定の飛行機はパレルモやコミゾ(ラグーサ県)などに変更されました。
まず12月3日から三日ほどVoragine(ヴォラジネ)と呼ばれる中央の主要クレーターの一つから噴火が起こっていました。
その後、噴火活動は中央クレーターのうち南東部分にあるクレーターへと移りました。
今回の噴火の規模は過去20年間最大のものとされているそうです。
エトナの噴火活動は、カターニアに支部のあるINGV(国立地球物理学火山学研究所)によってモニタリングされており、
風の動きや火山灰がどちらに向かっているなど、あらゆる動きが監視されています。
カターニア空港とも連携し、空港が閉鎖するべきか、などといった決定にも携わるのがこの研究所。
このINGVのサイト(こちら)からは、近日中のエトナに関する情報や
マグマを噴出する様子などをチェックすることが出来ます。
カターニア空港を利用される予定がある方は、こまめにチェックしてみて下さいませ!
SiciliaWayでは、TBS「世界遺産」を始め、エトナの撮影コーディネートは何度も手掛けております。
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