Buon giorno!!
前回に引き続き(前回のブログはこちら)ご紹介したセリヌンテのアクロポリス地区を今度はご紹介します。
今回のブログは、破壊された神殿郡が立ち並ぶセリヌンテ2。
アクロポリス地区の駐車場の入り口からは、城壁がすでに見えます。
アクロポリス地区は、この城壁に囲まれています。
そこから少し坂になっており、城壁の反対側のを見ると、真っ青な海!
立地が素晴らしい!
坂を上ると、事務所&トイレがあります。
この事務所から、夾竹桃(キョウチクトウ)の間から、神殿O、A、Cが全て見えます。
もっとも、神殿Cの柱以外は無残にも壊れているので、ただの瓦礫のようにも見えます。
こちらは、手前右が神殿O、奥左が神殿A。
神殿Oは、正面に6本、側面に14本の円柱を備えるドリス式神殿であったと
残された遺跡跡からわかっています。
神殿Aは比較的瓦礫の保存状態がよく、祭壇も発掘されています。
そして、こちらが神殿C。アクロポリスの中で最も古い神殿で、
アポロン神を祭っていたのではないかといわれています。
メトープは、現在パレルモ州立博物館で見ることができますが、
セリヌンテで最も美しい装飾だといわれています。
こちらが神殿B。階段の跡が見え正面に4本の円柱があったとされ、おそらく、
アスクレピウス神を祭っていたのではないかと言われています。
神殿Dは、正面に6本、側面に13本の円柱を並べたドリス式神殿だったことが
跡からわかっています。
ふと振り返ると海が見えます。
こんなにたくさんの神殿が大昔に一同に並んでいた姿をぜひ見てみたかった・・・
地震と人の手による破壊で崩れ去った過去が残念で仕方ありません。
しかし、この瓦礫の山が並んだ風景も、これはこれでそういった大変な歴史を
乗り越えてきたことがわかる大変貴重な遺跡だと思います。
破壊された神殿郡が立ち並ぶセリヌンテ遺跡地区の詳細
Parco Archeologico di Selinunte
住所: Via Selinunte, Castelveltrano
Tel: (+39) 0924 46277
訪問可能時間: 09:00-17:00 (最終入場は16:00まで)
入場料: 6ユーロ
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