破壊された神殿郡が立ち並ぶセリヌンテ

破壊された神殿郡が立ち並ぶセリヌンテ

296月

Buon giorno!

今回のブログは、トラパニ県にある、破壊された神殿郡が立ち並ぶセリヌンテについて。

この町は、ギリシャ人によって紀元前7世紀頃に作られました。

前回ご紹介したセジェスタや、カルタゴと争いを続けていて、

この両者が手を組み、セリヌンテは敗北してしまいました。

この時なんと16000人が虐殺され、5000人が奴隷となり、

2600人がアグリジェントに逃げたとされています。

その後、ローマの侵略を恐れたカルタゴ軍に破壊され、

さらに地震にも見舞われ、捨てられ、忘れられた町となってしまいました。

その後発見されたものの、未だ修復途中となっています。

現在、たくさんの瓦礫に埋もれたままになっている遺跡です。

その範囲の広いこと。大きな瓦礫の山を間近に見ることができ、

触ることもできるこの神殿郡に感動させられました。

東神殿郡と、アクロポリスに分かれており、今回は、東神殿郡をご紹介します。

破壊された神殿郡が立ち並ぶセリヌンテ

チケット売り場にてチケットを購入。

破壊された神殿郡が立ち並ぶセリヌンテ

入り口付近にアクロポリス行きのミニカー?が止まっています。こちらは別料金です。

歩いてもいけますがちょっと遠いので、暑い日にはミニカーか、

自家用車での移動をお勧めします。

破壊された神殿郡が立ち並ぶセリヌンテ

入り口から3分ほど歩くと、最初の神殿「神殿E」。

セリヌンテの神殿郡は、まだどの神に捧げられた神殿か明らかになっておらず、

神殿の名前にアルファベットが使われています。

この神殿が一番修復が進んでいます。

破壊された神殿郡が立ち並ぶセリヌンテ

最近見つけた本に当時のイメージがのっていました。

破壊された神殿郡が立ち並ぶセリヌンテ

海沿いの町セリヌンテならでは!神殿内から海を見渡せます。

左側です。この日は快晴だったので、海のグラデーションが綺麗!すごいですよね。

そして、その奥に進むと、「神殿F」と「神殿G」が見えます・・・

破壊された神殿郡が立ち並ぶセリヌンテ

こちらが「神殿F」

破壊された神殿郡が立ち並ぶセリヌンテ

こちらが「神殿G」

瓦礫の山。それにしても、パーツパーツが巨大で、圧倒されます。

この岩をどう運び、どう組み立て、どう破壊したのか。

創造の域を超えています。

綺麗に立ち並ぶ神殿を見るのもいいですが、この瓦礫を見渡すのも

また歴史を感じます。

ただ、とても暑い!日陰を見つけては休憩と水分補給をしながら、

神殿郡をぐるっと回ってみることをお勧めします。

破壊された神殿郡が立ち並ぶセリヌンテ遺跡地区の詳細

Parco Archeologico di Selinunte

住所: Via Selinunte, Castelveltrano

Tel: (+39) 0924 46277

訪問可能時間: 09:00-17:00 (最終入場は16:00まで)

入場料: 6ユーロ 

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