SiciliaWayのカターニア観光スポット情報
ドゥオーモorサンタ・アガタ大聖堂(Duomo o Basilica Cattedrale di Sant’Agata)
当大聖堂は、11世紀中ごろに建てられましたが、現在のものは1693年の大震災の後にバロック様式にて再建設されました。
美しいファサードは、その他多くのカターニアの建物を手がけた建築家
ジョヴァン・バッティスタ・ヴァッカリーニに設計されました。
町の聖女聖アガタ(サンタ・アガタ)に寄贈されている為、サンタ・アガタ大聖堂とも呼ばれます。
灰色の外観が特徴で、再建設の際に足りなかった材料をエトナ火山の溶岩を固めたもので補った為。
大聖堂内には、メインである聖アガタの祭壇の他、カターニア出身有名作曲家ベッリーニの墓があります。
-施設情報-
開館時間: 07:00-12:00 16:00-19:00 (平日) 07:30-12:30 16:00-19:00(日曜・祝日)
※ミサの時間中は見学禁止 08:00-, 09:30-, 11:00, 18:00- (平日) 09:30-, 10:00, 18:00-(日曜・祝日)
入場料:無料
ドゥオーモ広場と象の泉(Piazza del Duomo e Fontana dell’Elefante)
カターニアの中心広場とも言えるこの広場。
特に広場の中心にある目立つ象の銅像は、待ち合わせスポット的な存在にもなっています。
この象はローマ時代の溶岩を固められたもので作られている為、黒っぽくなっています。
ちなみに象はカターニアの町のシンボルともされており、守り神の様な存在として扱われています。
2月5日のサンタ・アガタのお祭りの日には、広場にカターニア市民や観光客の方で溢れかえります。
この広場から、メインストリートのエトネア通りが始まります。
大聖堂、カターニア市役所などカターニアの重要建築物に囲まれた広場。
お土産屋さんや、Barなどとても賑やかな場所となっています。
アメナノの噴水(Fontana di Amenano)
ドゥオーモ広場の南西に位置するバロック様式の噴水です。
1837年に建設され、カッラーラ製の大理石で作られたものでナポリ出身のティート・アンジェリーニ(Tito Angelini)作。
この噴水の裏側には、有名な魚市場が毎日平日の朝に開かれており、人で溢れかえっています。
噴水の下には、噴水の名前と同じ名前の川が流れています。
カターニアの地元の方には、”acqua a linzoli”と呼ばれています。
カターニア方言で、シーツの様な水という意味で、流れる噴水の水がシーツの様に見えること、
また昔このアメナノ川で実際にシーツなど洗濯が行われてたことから由来しているのだそう。
エトネア通り(Via Etnea)
カターニアの中心を延びる長いメインストリートです。
この通りにいくつもの重要建築物や、たくさんのショップ、ホテルが並んでいます。
1693年の大地震後も復興に伴い、当時はウツェダ公爵通りと呼ばれていたものが
現在のエトネア通りに変更されました。
通りがエトナ山方面にまっすぐ伸びていることから、この名前が付けられたのだとか。
天気の良い日は、エトナ山が見えることも。
カターニアのショッピング街の様な存在の通りなので、常に人通りが多いです。
ローマ円形競技場(Roma Amfiteatro)
ドゥオーモ広場から、エトネア通りを北へ進んだステシコロ場に位置します。
二世紀頃に建設されたとされています。
劇場の大きさは約192メートルと言われており、
イタリアに存在するローマ時代の円形劇場の中でも、
コロッセオとヴェローナのそれに続いて3番目に大きいものです。
黒い溶岩によって造られた客席と、大理石によって覆われた舞台が無料で見学出来ます。
-施設情報-
開館時間: 09:00-13:30 14:30-17:00 月曜休
※門が閉まっていても、ステシコロ広場から見下ろすことができます。
入場料:無料
ギリシャ・ローマ劇場(Teatro Romano-Greco)
入り口はヴィットリオ・エマヌエーレ通りにあります。
起源はギリシャのものですが、現在残っているものはローマ時代の劇場とされています。
広い舞台と観客席が、ほぼ当時のまま残されています。
ローマ劇場の裏には、音楽堂オデオンがあります。
オデオンは、劇場本体で行われる劇のリハーサルなどに使用されていました。
-施設情報-
開館時間:9:00-17:30(閉館時間は季節によって変更)
年中無休(臨時休館の可能性あり)
入場料:6ユーロ
クロチフェリ通り(Via dei Crociferi)
サン・フランチェスコ・ディ・アッシジ広場から始まる約200メートル程の道に、
多くの教会や重要建築物が並ぶことで有名です。
たった一晩で建設されたと言われているベネディクト門から続き、
本当に多くの美しいバロック建築の建物が立ち並びます。
中でもサン・ベネディクト教会やサン・ジュリアーノ教会は著名なものとなっています。
通りの奥にあるのは、元チェラーミ邸(Villa Cerami)で現在はカターニア大学の法学部の校舎があります。
ベッリーニ庭園(Villa Bellini)
町の中心に位置す緑が一杯の庭園です。
いつも綺麗に整備されているこの広い庭園は、あちこちにベンチがあったりとゆったりリラックス出来ます。
1883年の完成式後、すぐにカターニア市民にも外から訪れる観光客にも重要な憩いの場とされてきました。
現在でもコンサートなど数々のイベントが開催されることもあります。
名前の通り、カターニア出身の有名なオペラ作曲家ヴィンチェンツォ・ベッリーニに捧げられた庭園です。
マッシモ・ベッリーニ劇場(Teatro Massimo Bellini)
1835年に亡くなったヴィンチェンツォ・ベッリーニに捧げられた劇場です。
劇場完成を記念してベッリーニ代表作オペラ“ノルマ”が上映されたのが1890年のことでした。
マッシモとはイタリア語で「最高の」と言った意味がありますが、ベッリーニのニックネームであったのだとか。
現在も、年中オペラやコンサートが開催されています。
外観は、少し変わったバロック様式ですが、内部はかなり豪華な赤と金が基調のロココ風のデザインとなっています。
※劇場内見学ツアーは、09:30 ,10:30,11:30,12:30から(火曜日から土曜日)
見学ツアー料金:6ユーロ(45分程)
公式サイトはこちら
ウルシーノ城(Castello Ursino)
シチリア王であったフェデリーコ二世によって、1239年から1250年の間に建設されました。
昔は港の側の要塞として建てられていたのですが、1669年のエトナ山の大噴火でマグマが海まで到達した為、
現在は周囲は埋め立てられて、海からは離れた場所となっています。
王家の住居として、牢獄として使用されていた時代もあります。
現在、ギリシャ時代の考古学遺跡発掘品、ローマ時代の彫像、碑文などが閲覧できる、市民博物館となっています。
-施設情報-
開館時間:09:00~13:00、14:30~19:00(火曜日〜土曜日)、09:00~13:30 (日曜、祝日)
入館料:6ユーロ
ベッリーニの生家・博物館(Museo Belliniano)
名前の通り、ベッリーニの生家で現在は博物館となっています。
サン・フランチェスコ・ディ・アッシジ教会のある広場、旧グラヴィーナ・クルィッラス邸宅(palazzo Gravina-Cruyllas)の建物内に位置します。
彼は生涯の中約16年をこの家で過ごしたと言われています。
現在は、彼の遺品や自筆のオペラ用の楽譜などが展示されています。
ファンには絶対に見逃せないスポットでしょう。
-施設情報-
開館時間:09:00~13:00
閉館日:日曜、祝日
入館料:5ユーロ
カターニアの魚市場(Pescheria di Catania)とマーケット
シチリアで最も大きいこの魚市場は、いつもとても活気があります。
一般消費者用なので、毎朝人で溢れかえっています。
市場は、ドゥオーモ広場あるアメナノの噴水の後ろ側にある広場を中心に広がっています。
魚売りの威勢の良い声が、いつも響き渡っており、上からそれを暇そうに眺めるお爺さん達など見所は満載です(笑)。
魚市場と合わさって、普通の市場もあり、新鮮な野菜やお肉、生活用品なども売られています。
魚市場は平日の午前中(1時頃まで)のみやっています。
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