Buon giorno!!
先日、パレルモで行われている玉・ラグーサさんの展覧会、
東京とパレルモの架け橋展に行ってきました!

玉・ラグーサさんというのは、1861年に生まれ、日本画・西洋画を学び、
日本の美術学校でパレルモ出身のヴィンチェンツォ・ラグーザから西洋画を学び、
そのまま彼と結婚して、彼が帰る際に一緒にシチリアへついていったというお方。
何を隠そう、初めてシチリアに渡られた日本人の方です。
パレルモで絵画を教えつつ、自らも数多くの賞を受賞したとか。
当時は、日本からパレルモまで船で3ヶ月かかる長旅だったとか…
夫が亡くなった後に、日本に帰省したのは51年後との事。
51年ぶりに帰った日本はかなり変わっていてビックリしたのではないかと…。彼女のお墓は日本とここパレルモの両方にあるとのこと。
パレルモでは、旦那さんのヴィンチェンツォさんと一緒に少し郊外のお墓の中で眠っておられます。
当時はシチリアの人からしたら、日本ははるか遠い国。
彼女の日本画はさぞかし珍しかったことでしょう。

こちらの展覧会は、Palazzo Sant’Elia(パラッツォ・サンテリア)で行われています。
Palazzo Sant’Eliaはマクエダ通りに面し、パレルモ中央駅から徒歩約5分です。

入場料は、€5,00です。チケット売り場は、入ってすぐ左側にあります。
では、いくつか作品をご紹介します。

こちらは、お玉さんが来ていた着物?
今でも珍しがられる着物は当時のパレルモ人達も
興味深深で見ていたことが想像できます。

着物を着た女性の絵。色使いが鮮やか。顔が日本人と西洋人の間のような。

こちら、夫のヴィンチェンソさん。お髭が立派です。

写生。すごくきれい。

お玉さんが日本から持ってきたであろう鍵穴?がある金箔の貼られた箱。

宗教画も書いていたみたいです。
彼女の残した絵画が本当にたくさん展示されています。
ぜひ、パレルモを訪れた際によってみてください。
2017年7月28日(金)まで月曜~金曜の9:30 – 13:30 / 16:00 – 19:00
の日程で行われています。
Siciliawayでは、シチリア島内の専用車手配、オリジナルツアーの手配を行っております。
交通が不便なシチリア島で効率的で快適な旅をしませんか?
ぜひ、お問い合わせください。
二つのランキングに参加中!気に入ったらポチッと(o’▽’)σしてやって下さいな☆
人気ブログランキングへ
↓ブログ村のイタリア情報↓

にほんブログ村
ありがとうございます♪