Buon giorno!
前回に引き続き、アグリジェントの神殿の谷についてです。

コンコルディア神殿の近くに、去年からアグリジェント固有種「Capra Girgentana」
というヤギがいます。巻きに巻かれた角をもっています。
木と混じって見にくいですが。どこかにひっかかったらポキっと折れそう。
西アジアの山岳地帯のマーコールというウシ科ヤギ属(?!)の血をひいています。
マーコールも調べてみると、角がクルクル。

その横には3~4世紀の初期キリスト教の共同墓地で、この地下にも墓地が続いています。
その先には、現在は管理事務所として使われている、ヘラクレス神殿の円柱を
復元した英国人考古学者、ハードキャッスル卿邸「ヴィラ・アウレア」があります。
庭園中央に彼の銅像もあります!

その後は、ヘラクレス神殿です。ヘラクレスは、ディズニーの映画などでも知られていて、
とても有名ですよね!アグリジェント最古のドリス式神殿といわれており、紀元前6世紀頃に
建てられました。その後倒壊しましたが、1921年に先ほどご紹介した英国人
考古学者ハードキャッスル卿によって、8本の柱が復元されました。

そして、さらに奥の瓦礫の山が、ゼウス神殿。ギリシャ神殿の中でも
規模が大きいとされているこの神殿。ギリシア神話最高の神ですもんね。
カルタゴとイメラの戦勝記念で紀元前5世紀に建てられましたが、地震や
カルタゴ人による破壊、さらには、公共建造物の資材供給所になっていたため、
保存状態がとても悪いです。

ゼウス神殿の構造を支えた巨大な男像柱テラモンの復元像が、横たわっています。大きい!

オリジナルは、考古学博物館の中にあり、こちらの写真がオリジナル。
左横に座っている人を見ると巨大さがわかりますよね。
このテラモンが使われたのは、神殿のほんの一部です。

ゼウス神殿の模型を見てまたビックリ。
模型の中のテラモンは小さい・・・テラモンがたくさん。
いかにゼウス神殿が巨大だったかがわかります。
さらにこの奥にあるディオスクリ神殿は、時間が足りなかったため、断念。
ちなみに、この神殿はアグリジェントの市章になっています。
次の機会に写真とってきます!
ぜひ、一度は訪れたたい世界遺産のアグリジェントの神殿の谷。
考古学博物館とセットで見学しましょう!!
アグリジェントの神殿の谷詳細情報
場所: Valle dei Templi, Agrigento
Tel: (+39) 0922 183 9996
入場時間: 08:30-19:00 ※夏は夜間開放あり
入場料: 10ユーロ (考古学博物館との共通圏13,50ユーロ )
アグリジェントの州立考古学博物館詳細情報
Museo Archeologico Regionale di Agrigento
住所: Contrada San Nicola, Agrigento
Tel: (+39) 0922 40 1565
入場時間: 09:30-19:00 (月から土曜日) 09:00-13:00 (日曜・祝日)
入場料: 8ユーロ (神殿の谷との共通圏13,50ユーロ )
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