Buon giorno!!
9月の初旬にお仕事で、シチリア、ブロンテのピスタチオ農家見学に行って参りました。
シチリアでピスタチオと言えば、エトナ山の麓の町ブロンテがおなじみです。

こちらブロンテのピスタチオは2年に1回しか収穫が行われません。
そうすることで、収穫の年に風味が豊かで質の良い実が収穫できるのだとか。オリーブでもこの方法を取るところもあります。
実がなってしまう前に、全部落としてしまうんだそう。←もったいない!!
今年の夏が猛暑だったため、
収穫が少し早まっていましたが、ちょうど収穫の時にお邪魔させていただきました。
日本ではコンビニのおつまみコーナーでしか見たことなかったのですが、
こちらシチリアでは、もちろんお菓子もですが、料理にも
ふんだんにピスタチオを使います。
ピスタチオは栄養価が高く、心臓と血管の健康に役立つ成分が多く含まれており、
ピスタチオ1食分(28グラム、約49粒) には、健康のために必要な
ビタミンやミネラルなどの栄養がたくさん含まれて、
約160キロカロリーしかないとのこと。
ピスタチオの生産国は(データは日本ナッツ協会のHP参照)、イランが世界一で全体の約50%を占め、
次いでアメリカ含衆国カリフォルニア州、トルコ、シリアの順。
特に風土の関係で収穫量が少ないフランス・スペイン及び
イタリアのシチリア島産のものが甘味、芳香が強く、もっとも良質と言われています!!
シチリアといえば、ピスタチオ!!と言ってもいいくらい。
さて、ピスタチオの木には、雄と雌があるということをご存知でしたか??


こちら、オスの木。

こちら、メスの木。
違いがわかりますか??
メスは実をつけますが、雄は実をつけません。
メスの木100本の中心に、オスの木1本を植えるだけで
実をつけます。なんてハーレム(笑)
収穫したピスタチオの周りの柔らかい皮をむきます(機械で)


こちらにいれて、機械で皮の部分と中の部分をわけてくれます

この奥に写っているのが、皮の部分。いい肥料になりそう。

そして、次は天日干しします。
オーナーの息子さんが、道具を使って、均等に太陽が当たるように
ピスタチオを転がしています。
そして、殻がついたままと、殻を向いた物に分け、

こちらが殻をむいたピスタチオ。いい色でしょ!?

その後、なんと手作りのピスタチオのジェラートを振舞っていただきました。
荒めにひいたピスタチオの粒がおいしい!
今まで食べたピスタチオのジェラートの中で一番でした!!
SiciliaWayでは、完全プライベートツアーを行っておりますので、
快適な専用車で、交通環境がまだまだよくないシチリアを効率的に
まわってみませんか?
ピスタチオ農家、私も是非行ってみたい!という方もぜひ、お問い合わせください。
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