Buon giorno!
今回はシチリア2番目の都市のカターニアから車で約30分、
カターニア近郊の町、「アチ・トレッツァ」という町についてです。
この町は漁師町として有名で、港には漁船がたくさん並び、
港の前には海鮮料理の店が並びます。
溶岩で埋め尽くされた海岸沿い。さすがエトナの麓の町。
Mythos Barでは、おいしいシチリアかき氷「グラニータ」が食べれます。
海岸線沿いで見どころなのが、この海から突き出た巨大な溶岩の岩。
これには伝説があり…
ホメロスの文学作品『オデュッセイア』の主人公、
オデュッセウスがギリシャに戻る旅の途中、
一つ目の巨人ポリュペモスに洞窟に閉じ込められてしまいます。
ポリュペモスは、シチリアのエトナ火山の中で働き、ゼウスの稲妻を作ったとされています。
ポリュペモスは人食いで、次々に部下をポリュペモスに食い殺されてしまったオデュッセウスは、
ポリュペモスにワインを飲ませ、酔っ払って寝た所を襲い、
一つ目を潰してしまいます。ポリュペモスは苦痛で叫んで仲間が来ますが、
誰にやられたかわからないため、仲間達はどうすることもできずに
帰ってしまいます。次の日、彼の羊を外に出す際に、目をつぶした犯人も
一緒に外に出さないように羊の背中を触り、まぎれてないか確認します。
※インターネットより引用(ヤーコブ・ヨルダーンス作)
しかし、オデュッセウスや部下達は羊のお腹の下に隠れて逃げ出します。
港までたどり着き、島を脱出する所でオデュッセウスは興奮して、
目をつぶしたのは自分だと叫びます。怒ったポリュペモスは、
岩を海に投げてオデュッセウスの船に攻撃します。
※インターネットより引用(アルノルト・ベックリン作)
そうやって投げられた岩がアチ・トレッツァに残っている巨大な岩ということです。
この場面は、ピアッツァ・アルメリーナのカザーレの別荘跡にも
描かれています。
ぜひ海鮮料理を楽しみに、また、伝説の大きな火山岩を見に
アチ・トレッツァを訪れてみてください♪
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Buon giorno!
今回はイタリアのカフェ(bar:バール)についてです。
イタリア人にとって一日の間に欠かせないコーヒーブレイク(イタリア語ではPausa Caffè)。
イタリア人は本当によくカフェに行くので、それぞれ行きつけのBarがあります。
顔見知りのバーテンさんとちょっと(?)コーヒーを飲みながら
立ち話は日常よく見る光景です。
さて、コーヒーが有名なイタリアでは色々な種類のコーヒーがあります。
いくつか紹介します。
・caffè(カッフェ)→エスプレッソコーヒー
・caffè macchiato(カッフェ マッキアート)
→エスプレッソに少し牛乳を足したもの
・caffè decaffeinato(カッフェ デカッフェイナート)
→カフェインレスのエスプレッソ
・caffè lungo(カフェ ルンゴ)→エスプレッソのお湯が少し多め。
エスプレッソよりちょっと薄め。
・cappuccino(カップチーノ)
→カプチーノ。泡立てた牛乳にエスプレッソを注いだもの。
・caffè doppio(カッフェ ドッピオ)→エスプレッソ2杯分
・caffè d’orzo(カッフェ ドルゾ)
→少量のエスプレッソに大麦を水に溶かしたもののミックス
・caffè al ginseng(カッフェ アル ジンセン)→高麗人参が入ったエスプレッソ
・caffè shakerato(カッフェ シャケラート)→コーヒーシェイク
・caffè freddo(カッフェ フレッド)
→エスプレッソに砂糖をいれて冷やしたものか、
エスプレッソに砂糖を入れたものをフローズン状にしたもの
日本で飲まれるコーヒーに似たものは、caffè americanoと言われます。
しかし、エスプレッソをお湯で割ったものを出してくるカフェが多いです…
私がよく飲むのは、caffè macchiatoにカカオを足してもらったオリジナル(笑)
con cacao(コン カカオ)と頼むと無料で足してくれますよ♪
こちらは、ちょうど横で注文されたのを撮らせて頂きました!
caffè shakerato。おいしそう!
さらに、砂糖も白砂糖、ブラウンシュガー、
ダイエットシュガーなど選べます。
バールには誘惑が多く、朝食でよく食べられる甘いクロワッサンや、
リンゴのパイやベリージャムの入ったパイや、
ピザの小さいピッツェッタや、フォカッチャなど。
コーヒーと一緒に食べてしまうのは仕方ない(笑)
ぜひ、イタリア旅行でトイレを借りにバールに入ったり、
ちょっとコーヒー休憩をする際に、色々なコーヒーを頼んでみてください。
まずはレジでお支払いをして、レシートをカウンターに持っていき、注文します。
イタリア人と一緒に立ち飲みチャレンジ!
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今回はパレルモのコッポラ帽の老舗、
Antica berrettificio Panormusをご紹介します。
コッポラ帽(コッポラ帽に関する詳細はコチラ)とはシチリアのハンチング帽のこと。
ローマ通りからちょっと路地に入ったところジュゼッペ・ガリバルディ通り(Via Giuseppe Garibaldi)にあります。
ちなみにこの通り、帽子屋さん(イタリア語でBerrettificio)がたくさん集まる通りとなっています。
道を挟んで販売所と工房が向かいあってます。
まず工房を見せてもらいました。
裁断の途中。コッポラ帽を1つ1つ手作りで作っています。
こちらは帽子の型。小さいものから大きいものまであります。
私は頭が大きいので、普段帽子を買うときにサイズがなくて困りますが、
ここは大きいサイズも品揃えが豊富!
壁にはぎっしりコッポラ帽。一口にコッポラ帽といっても、
実は色々な形があります。
かなりの量があるので、お気に入りを見つけることができるかと思います。
好みを伝えると、早速探してくれます。量が多いから、探すのも一苦労(笑)
とても親切にあれやこれやとコッポラ帽を引っ張ってきてくれます。
今度は販売所へ。こちらにも大量にコッポラ帽が。
ぜひ、パレルモ旅行の思い出に自分にピッタリの
コッポラ帽を探しに行ってみてください。
パレルモのコッポラ帽老舗店情報
Antica berrettificio Panormus
住所: Via Giuseppe Garibaldi, 72, Palermo
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今回のブログはエトナワイナリー「Tenuta di Fessina」訪問についてです。
ちょうど収穫の時だったのですが、この日は雨と雷が鳴り始め、
途中で切り上げていました。
フィレンツェ出身のSilvia Maestrelliがエトナに魅せられ、
ワイン畑を購入しワインを作り始めたワイナリーです。
日本にも輸出されています。
エトナに昔からあるブドウ農家の土地を買い取ったということで、
醸造所見学の際に見せてくれたのが、昔のワイン醸造所。
こちらの部屋はブドウを絞る場所。反対側に傾斜のついた窓があり、
女性が外から収穫したブドウを部屋の中にいれ、部屋の中では男性がブドウを踏み潰します。
部屋の床には傾斜がついており、中央にある穴の中にブドウ汁は流れ、
隣の部屋へ。
この部屋にぶどう汁がたまります。この中に人がはいり、
歩き回ることで撹拌していたようです。壁についている
木の出っ張りは、人が掴まる用だとか。
そして、こちらはブドウの皮をさらに圧縮し
最後の最後までブドウ汁を絞りとる機械。
貯蔵庫なども見学した後は、さっそくティスティングへ
ぜひ味わって頂きたいのは、ネレッロ・カップッチョ100%の
Laeneo。エトナにはたくさんワイナリーがありますが
ネレッロ・カップッチョ100%を作っているワイナリーは少ないです。
ネレッロ・マスカレーゼ100%のIl Musmeciもおススメです。
また、個人的にはロゼもすっきりおいしかったです。
ワインに合わせて食事も出してくれます。これがまた絶品。
シチリア伝統料理のカポナータ。
甘酢で味付けされていますが、
砂糖ではなくはちみつを使用しているため、やさしい甘さ。
ぶどう以外にも野菜を作っており、ワイナリーでとれた
ミニトマトをピューレ状にしたものに、フレッシュなリコッタチーズ、
その上にアーモンドとシチリア食材が詰まっています。
こちらのワイナリーは宿泊も可能。
ワイン畑を眺めながら、ゆっくりと滞在が可能です。
エトナワイナリー訪問をお考えの方は、こちらもぜひ訪れてみてください。
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ワイナリーまでの送迎、通訳などコーディネート可能です。
シチリア島のワイナリー情報はこちら
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8月に訪れていた、ファヴィニャーナ島について今頃の投稿です(汗)。
ファヴィニャーナ島とは、シチリアの西部にある約20㎢のリゾート島です。
自然がたくさん残るこの島。マグロ漁も有名です。
有名なビーチ、ファヴィニャーナ島カーラ・ロッサに行ってみました。
トラパニ港から、Siremar社の船で直通が約1時間。
Libertyline社の船で直通が約30分。
ファヴィニャーナの港に到着後、カーラロッサまでは車で15分ほど。
港の入り口にインフォメーションセンターがあるので、
そこで自転車・バイクの貸し出し、タクシーの案内などを行ってくれます。
(※夏場のみ・英語を話せる若者もいます。バイクの貸し出しには国際免許が必要です。)
お勧めは乗り合いタクシー!4人まで片道12ユーロで運んでくれます。
港にいますので、船から降りてすぐ乗れます。
多くの人は自転車を借りて、自力でカーラ・ロッサまで向かっていました。
さて、やっとこさついたお目当ては、海に浮いて見えるという船の
写真をとること。残念ながら、この日は曇模様…
福山雅治のCM通りには写真が撮れませんでしたが、CMのリンク→コチラ
上からも海の透明度が高い事はわかります!!
カーラロッサは岸壁に囲まれたビーチで、砂浜に行くには足で降りていくしか
ありません。ちょっといい運動です。
行く途中には、駐車した自転車がずらり。
暑い夏は道の途中で休憩ができるように、屋台もあります。
ここでみんな休憩がてら冷たい飲み物を飲んだり、パニーノを食べたり。
ぜひ、時間があればゆっくりファヴィニャーナに泊まり、
海を眺めながらゆっくりする旅もおススメです。
来年の夏はファヴィニャーナ島で夏休みを過ごしませんか?
Siciliawayでは、シチリア島内の専用車・ツアー手配を行っております。
快適な専用車+日本語アシスタント付きでシチリア島各地ご案内致します。
可能な限り、お客様のご要望に合わせたツアーをコーディネートできるのも
個人旅行の強み。お気軽にお問い合せください。お問い合わせはコチラから。
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