Buon giorno!

今回のブログは、世界遺産に登録されている シチリア南東部の

後期バロック様式の町、シクリ(Scicli)についてです。

この町はイタリアでも人気ドラマの 「モンタルバーノ警部」の撮影が行われた事でも有名です。

シクリの市役所が、モンタルバーノが勤める警察署として使われています。

後期バロック様式の町、シクリ(Scicli)

市役所内のモンタルバーノ&警察署長の部屋が有料で公開されています。

上の写真は、市役所の正面です。モンタルバーノツアーは

モンタルバーノの部屋が3ユーロ、警察署長の部屋が3ユーロ、合計6ユーロです。どちらか1つでも可能です。

後期バロック様式の町、シクリ(Scicli)

こちらは、モンタルバーノのデスク!

みんな交互にデスクと一緒に写真をとります。

かなり待って、誰もいない隙に撮影してきましたよ~

訪れる人は私以外はイタリア人でした(笑)

そして、ドラマの中では警察署長の部屋として使われている

市長の部屋を見学。シクリのシンボルは3つの丘の上にいるライオン。至る所にライオンがいました。

後期バロック様式の町、シクリ(Scicli)

ガイドさんが説明もしてくれます(※イタリア語)ので、

撮影の裏話なんかも教えてもらえます。

次はモンタルバーノツアーの後はシクリの町を

上から眺めることのできるスポット、サン・マッテオ教会へ向かいます。

後期バロック様式の町、シクリ(Scicli)

その途中にあるのが、ベネヴェンターノ宮殿。

バロック様式の代表的な建物ですが、彫刻が

叫んでいる‥‥という印象を受けます。

後期バロック様式の町、シクリ(Scicli)

きゃー!!!…と言ってるような。

一瞬怖い感じもしますが、じっと見てると愛らしくなってきます。

さて、その後はずっと坂です。

後期バロック様式の町、シクリ(Scicli)

見てください、絶景!頑張った後は、ご褒美のパノラマが待っています。。

後期バロック様式の町、シクリ(Scicli)

市役所にあったシンボルと一緒に描かれていた3つの丘の1つ。

後期バロック様式の町、シクリ(Scicli)

サン・マッテオ教会自体は中世の時代にはすでに存在しており、

その後、1693年のエトナ山の噴火の影響による大地震で

倒壊した後、1760年代にバロック様式で再建されています。

後期バロック様式の町、シクリ(Scicli)

現在は、残念ながら廃墟と化しています…

でも、やっぱりここからの眺めは最高です!

長くなりそうなので、続きは次回。

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令和が始まり、長いGWが終わりましたね。

普段、シチリア島では日本人をあまり見ないのですが、

今年のGWは、結構日本語が聞こえてきて、

観光客が増えてきてるような気がします!

パレルモ空港の荷物受け取りの際の注意点

(写真:GW中のチェファルーの海岸)

さて、GWに有難い事にたくさんの予約を頂いた中で、

色々ブログのアイデアを頂きました~

その中でも、ぜひ書いてほしいと言われたのが、

パレルモ空港の荷物受け取りの際の注意点について。

空港は撮影禁止の為、画像を持ってないので、わかりにくいですが、

日本で荷物を預けて、そのまま乗り換え時には受け取らず、

シチリアで荷物の受け取る際は違うレーンで出てきます…。

シェンゲン協定国以外の国から来た荷物に関しては、

検査を受けなくてはならないとなっているのです…。

出口に向かって歩いて、シェンゲン協定国内の荷物が届く所に、

周りの人につられて待っていると、いつまでたっても荷物が出てこないので、

ロストバゲージかと慌てふためくことになります。

このような場合は、

以下のように書いてある看板の方に進んでください。

Ritiro Bagagli Sottoposto a controllo doganale

Baggage Subject to custom control

自動ドアを通り過ぎると、シェンゲン協定国以外の国からの

荷物が出てくるレーンに出会えます!

パレルモ空港に降り立つ皆様、お気を付けください!!

知っていれば怖い物なし!

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Buon giorno!

先日、この写真の場所に行って参りました。

写真だけでわかった方はかなりのツウなはず!

ここは、イタリアでも人気のドラマシリーズ、モンタルバーノの家があるプンタセッカ(Puntasecca)という場所です。

まだまだシーズンではないので、人は少なかったですが、

モンタルバーノの家があるプンタセッカ
モンタルバーノの家があるプンタセッカ

モンタルバーノの家にはしっかり行ってきました!

ここは夏の間はB&Bとして営業しています。

すぐ近くにある灯台も番組の中で出てきます。

モンタルバーノとは、イタリアで人気の刑事ドラマシリーズで、

(前に書いたブログ参照→リンク)

最近また新しいシリーズがテレビで放映されています。

モンタルバーノが食事をする海沿いのレストランにも行ってきました~

こちらも夏のシーズン以外は閉まっているので、

今は閑散としていますが、モンタルバーノファンがチラホラ散策していました。

この地域は綺麗な砂浜が広がり、夏は 海水浴をする人で溢れかえります。

日本でもAXNミステリーで放映されていました。

イタリア語を勉強する際にも教材として使われる所もあります。

プンタセッカは、カターニアからだと車で約1時間45分、

ラグーザからは車で約30分です。

ラグーザからバスも出ていますが、日・祝日はバスが

出ていないのでお気をつけて!

ラグーザ~プンタセッカ間のバス会社名:tuminobus

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今回のブログでは、パレルモの観光中の邪魔な荷物を一時預かりしてくれる

パレルモ中央駅の荷物預かり所について書きたいと思います。

大きなスーツケースを持っての観光って大変ですよね…。

ホテルに預けておくのもいいですが、

B&Bやアパートだと、大家さんが24時間いないので、

時間を調整するのが面倒…という方。

パレルモ中央駅に、荷物預け所があります。(※有料)

観光後に、電車で移動…って方にも便利♪

パレルモ中央駅の荷物預り所

そのパレルモ中央駅の荷物預かり場所ですが、駅正面から中に入ってホームに行く左側にあります。

写真では見辛いですが、バックの看板が目印。

パレルモ中央駅の荷物預り所

広告の旗がたってます!

パレルモ中央駅の荷物預り所

こちら入口。

パレルモ中央駅の荷物預り所詳細

オフィスの営業時間は、8:00~20:00

価格は、最初の6時間まで6ユーロ

6時間以上~12時間まで+1ユーロ/時間

13時間以上+0.50ユーロ/時間

※貴重品などは預けないようにしてください。

※危険物などが入っている荷物は預けられません。

うまく利用すると便利な荷物預けサービス。

実は調べてみると、駅だけではなく市内のお店が

預りサービスをやっている所が増えているとのこと。

オフィスを開けている間に、副業で荷物預りもする、

ついでにお客さんが店に荷物を預けにくる時に

商品を購入してくれる事もあるので、店側にとっても

売上UPになるといういい仕組みに。

うまい事考える人がいるもんですねー

でも、やはり貴重品は預けない方がいいですね。

うまく荷物預けサービスを利用して

快適な旅を楽しんでください!!

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イタリアのチーズおいしいですよね!2月から関税緩和が

行われるという事で、今まで約30%かかってた関税が

16年目には0になる!(なぜ16年かは謎ですが…?)

シチリアの内陸部を車で走っていると、牛や羊がのびのびと

放牧されているのに出会います。

シチリアのエンナ近郊チーズ工房訪問

さて、今回のブログではシチリアのエンナ近郊チーズ工房訪問について書きたいと思います。

工房内では、チーズを作っている最中にお邪魔して、作っている所を見せてもらいました。

シチリアのエンナ近郊チーズ工房訪問

こちらは、生乳に固めるための乳酸菌などいれた所。

固形物と液体に分かれていきます。

シチリアのエンナ近郊チーズ工房訪問

固まった部分をチーズ用のざるに入れて、水分を抜きます。

今はほとんどの製品を作る時にプラスチックのざるが使われていますが、

シチリアのエンナ近郊チーズ工房訪問

昔から使われてきた葦(恐らく)のかごも使ってるよ!と見せてくれました。

シチリアのエンナ近郊チーズ工房訪問

そして、その上に唐辛子や、ピスタチオを振りかけるなど

シチリアのエンナ近郊チーズ工房訪問

色々なタイプのチーズ作りを目の当たりにしてお腹が空きました…

シチリアのエンナ近郊チーズ工房訪問

こちらは、熟成の部屋。熟成期間もチーズによって様々。

エンナといえば、DOPも取得しているピアチェンティーヌ・エンネーゼ

シチリアのエンナ近郊チーズ工房訪問

この写真の左端の黄色い色のチーズですが(小さくてすみません)

羊乳を使い、エンナ県で採られたサフランと黒胡椒を混ぜて

洞窟の中で熟成させて作るチーズです。

このチーズができたきっかけというのが、

ノルマン時代の王ルッジェーロ1世の妻がうつ病で悩まされた時に

少しでもよくなるようにということで、羊乳にうつ病に効くと言われていたサフランを混ぜてチーズを作ったのを妻がとても気に入った事がきっかけだとか。

シチリアのエンナ近郊チーズ工房訪問

その他にも、オリーブやルッコラが混ざったチーズなど、

たくさんの種類があります。

シチリア旅行の際には、ぜひシチリアのチーズを食べてみてください!

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今回は、パレルモで起こったシチリアの晩鐘について書きたいと思います。

※写真はWikipediaより引用(フランチェスコ・アイエツ作)

1282年3月30日、復活祭の後の月曜日にパレルモで起こった事件で、

絵画やオペラの題材になっています。どういった事件かというと…

この時代のシチリア王国は、フランスのアンジュー家が支配していましたが、

地元の人達は、彼らから強引に食糧や家畜を徴収され、不満が溜まっていました。

そして、事件当日の夕刻のミサ時に、地元の人達が教会に集まっていたところ、

アンジュー家の兵士がシチリアの女性にちょっかいを出そうとします。

ちょっかいを出された女性の夫 が、激怒し、

(父、兄、弟という説もあり)

ちょっかいを出したアンジュー家の兵士に襲い掛かります。

その事をきっかけに、 他のシチリアの人達もアンジュー家への不満を爆発させ、

次々とフランス系住民に襲い掛かり、殺すという暴動に発展し、

なんとその暴動はパレルモからシチリア全土にまで広がっていきます。

その暴動が始まった時に、ちょうど夕刻のミサの鐘が鳴っていたことから、
この事件は シチリアの晩鐘と呼ばれるようになりました。

ローマの教皇もアンジュー家を助けようとしますが、

シチリアの人を助けるために辿り着いたスペインのアラゴン家と激しい戦いになり、

最終的にはアラゴン家の勝利。シチリアはアラゴン家の支配、

南イタリアを支配していたアンジュー家は、シチリア以外の南イタリアを支配するようになりました。

これがナポリ王国の始まりです。

さて、シチリアの歴史の中でも大きな転機となったこちらの事件、
パレルモのサント・スピリト教会の前で始まったとされています。

サント・スピリト教会は、1178年のグリエルモ2世が統治していた時に作られました。

現在は、サン・スピリト墓地の中にあるこの教会ですが、

建てられた当時は周りには墓地はなかったそうです。

世界遺産に登録はされていませんが、

こちらもアラブ・ノルマンの建築様式にゴシック様式も混ざっています。

写真でもわかるように、黒い石が使われていますが、

こちらはエトナ山の溶岩です。

縞々模様が独特な雰囲気を醸し出してますよね

こちらは内部の写真。内部は質素ですが、頑丈な作り。

外から見た後陣。

パレルモで起こったシチリアの晩鐘

こちらは、外から見た側面部。

パレルモを訪れた際は、シチリアの歴史に残る事件が起きたこちらの教会にも

ぜひ足を運んでみてください!

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