Buon giorno!
あっという間にシチリアも秋模様。
日中は暖かいですが、朝夕は冷え込むようになってきました。
今シチリアに来られる方は、何か羽織るものを持ってきた方がいいです。
今回は後期バロック様式の町として世界遺産に登録されている
ラグーザのイブラ地区の聖ジョルジョに捧げられている大聖堂についてです。
聖ジョルジョの伝説で有名なのは、昔々凶暴な竜がいて、
村人達はその竜を鎮めるために、
毎日2匹ずつ羊を生贄として捧げる事にしましたが、
村中の羊を生贄に捧げてしまったので羊がいなくなり、
人を生贄に捧げなくてはいけなくなります。
ここで、生贄をクジで決めようとしますが、なんとクジに
当たったのは王様の娘!!ちゃんと王の娘もクジに入っていたんですね…。
そこに聖ジョルジョが通りかかり竜と戦い、王の娘の命を救ったとされています。
そのため、聖ジョルジョの絵というと、白馬にまたがった聖ジョルジョが
槍を竜に突き刺そうとしているシーンが多いです。
大聖堂は正面向かって左側の階段を登ると入口があります。
(入場無料。昼休み有。時間は、時期によって変動)
そこから中に入り、正面入り口の上部にあるステンドグラスを見ると、
ドラゴンにやりを突き刺そうとしている聖ジョルジョ!
更に身廊上部にも、聖ジョルジョの殉教などの場面を表した
ステンドグラスが綺麗に輝いています。
※日の光の関係で午前中の方がステンドグラスが綺麗に輝いて見えると思います。
入口の反対側には聖ジョルジョ像があり、聖人のお祭りの時に出されて町を回ります。
また、内部には絵画も。ドラゴン退治シーンです。
先ほど書いたストーリーもあるので、絵画にはよく端に
生贄に選ばれた王の娘が祈るポーズで描かれていることが多いみたいです。
こちらは有名なラファエロの描いた作品。※インターネットより
ストーリーがわかると、観光が楽しくなりますね。
ラグーザに旅行の際は、イブラ地区の大聖堂のステンドグラスを
見てみてください!
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