Buon giorno!

先日、この写真の場所に行って参りました。
写真だけでわかった方はかなりのツウなはず!
ここは、イタリアでも人気のドラマシリーズ、モンタルバーノの家があるプンタセッカ(Puntasecca)という場所です。
まだまだシーズンではないので、人は少なかったですが、


モンタルバーノの家にはしっかり行ってきました!

ここは夏の間はB&Bとして営業しています。

すぐ近くにある灯台も番組の中で出てきます。
モンタルバーノとは、イタリアで人気の刑事ドラマシリーズで、
(前に書いたブログ参照→リンク)
最近また新しいシリーズがテレビで放映されています。

モンタルバーノが食事をする海沿いのレストランにも行ってきました~

こちらも夏のシーズン以外は閉まっているので、
今は閑散としていますが、モンタルバーノファンがチラホラ散策していました。

この地域は綺麗な砂浜が広がり、夏は 海水浴をする人で溢れかえります。
日本でもAXNミステリーで放映されていました。
イタリア語を勉強する際にも教材として使われる所もあります。
プンタセッカは、カターニアからだと車で約1時間45分、
ラグーザからは車で約30分です。
ラグーザからバスも出ていますが、日・祝日はバスが
出ていないのでお気をつけて!
ラグーザ~プンタセッカ間のバス会社名:tuminobus
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Buon giorno!
今回のブログでは、パレルモの観光中の邪魔な荷物を一時預かりしてくれる
パレルモ中央駅の荷物預かり所について書きたいと思います。
大きなスーツケースを持っての観光って大変ですよね…。
ホテルに預けておくのもいいですが、
B&Bやアパートだと、大家さんが24時間いないので、
時間を調整するのが面倒…という方。
パレルモ中央駅に、荷物預け所があります。(※有料)
観光後に、電車で移動…って方にも便利♪
そのパレルモ中央駅の荷物預かり場所ですが、駅正面から中に入ってホームに行く左側にあります。
写真では見辛いですが、バックの看板が目印。
広告の旗がたってます!
こちら入口。
パレルモ中央駅の荷物預り所詳細
オフィスの営業時間は、8:00~20:00
価格は、最初の6時間まで6ユーロ
6時間以上~12時間まで+1ユーロ/時間
13時間以上+0.50ユーロ/時間
※貴重品などは預けないようにしてください。
※危険物などが入っている荷物は預けられません。
うまく利用すると便利な荷物預けサービス。
実は調べてみると、駅だけではなく市内のお店が
預りサービスをやっている所が増えているとのこと。
オフィスを開けている間に、副業で荷物預りもする、
ついでにお客さんが店に荷物を預けにくる時に
商品を購入してくれる事もあるので、店側にとっても
売上UPになるといういい仕組みに。
うまい事考える人がいるもんですねー
でも、やはり貴重品は預けない方がいいですね。
うまく荷物預けサービスを利用して
快適な旅を楽しんでください!!
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Buon giorno!
イタリアのチーズおいしいですよね!2月から関税緩和が
行われるという事で、今まで約30%かかってた関税が
16年目には0になる!(なぜ16年かは謎ですが…?)
シチリアの内陸部を車で走っていると、牛や羊がのびのびと
放牧されているのに出会います。
さて、今回のブログではシチリアのエンナ近郊チーズ工房訪問について書きたいと思います。
工房内では、チーズを作っている最中にお邪魔して、作っている所を見せてもらいました。
こちらは、生乳に固めるための乳酸菌などいれた所。
固形物と液体に分かれていきます。
固まった部分をチーズ用のざるに入れて、水分を抜きます。
今はほとんどの製品を作る時にプラスチックのざるが使われていますが、
昔から使われてきた葦(恐らく)のかごも使ってるよ!と見せてくれました。
そして、その上に唐辛子や、ピスタチオを振りかけるなど
色々なタイプのチーズ作りを目の当たりにしてお腹が空きました…
こちらは、熟成の部屋。熟成期間もチーズによって様々。
エンナといえば、DOPも取得しているピアチェンティーヌ・エンネーゼ
この写真の左端の黄色い色のチーズですが(小さくてすみません)
羊乳を使い、エンナ県で採られたサフランと黒胡椒を混ぜて
洞窟の中で熟成させて作るチーズです。
このチーズができたきっかけというのが、
ノルマン時代の王ルッジェーロ1世の妻がうつ病で悩まされた時に
少しでもよくなるようにということで、羊乳にうつ病に効くと言われていたサフランを混ぜてチーズを作ったのを妻がとても気に入った事がきっかけだとか。
その他にも、オリーブやルッコラが混ざったチーズなど、
たくさんの種類があります。
シチリア旅行の際には、ぜひシチリアのチーズを食べてみてください!
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Buon giorno!
今回は、パレルモで起こったシチリアの晩鐘について書きたいと思います。

1282年3月30日、復活祭の後の月曜日にパレルモで起こった事件で、
絵画やオペラの題材になっています。どういった事件かというと…
この時代のシチリア王国は、フランスのアンジュー家が支配していましたが、
地元の人達は、彼らから強引に食糧や家畜を徴収され、不満が溜まっていました。
そして、事件当日の夕刻のミサ時に、地元の人達が教会に集まっていたところ、
アンジュー家の兵士がシチリアの女性にちょっかいを出そうとします。
ちょっかいを出された女性の夫 が、激怒し、
(父、兄、弟という説もあり)
ちょっかいを出したアンジュー家の兵士に襲い掛かります。
その事をきっかけに、 他のシチリアの人達もアンジュー家への不満を爆発させ、
次々とフランス系住民に襲い掛かり、殺すという暴動に発展し、
なんとその暴動はパレルモからシチリア全土にまで広がっていきます。
その暴動が始まった時に、ちょうど夕刻のミサの鐘が鳴っていたことから、
この事件は シチリアの晩鐘と呼ばれるようになりました。
ローマの教皇もアンジュー家を助けようとしますが、
シチリアの人を助けるために辿り着いたスペインのアラゴン家と激しい戦いになり、
最終的にはアラゴン家の勝利。シチリアはアラゴン家の支配、
南イタリアを支配していたアンジュー家は、シチリア以外の南イタリアを支配するようになりました。
これがナポリ王国の始まりです。

さて、シチリアの歴史の中でも大きな転機となったこちらの事件、
パレルモのサント・スピリト教会の前で始まったとされています。
サント・スピリト教会は、1178年のグリエルモ2世が統治していた時に作られました。
現在は、サン・スピリト墓地の中にあるこの教会ですが、
建てられた当時は周りには墓地はなかったそうです。
世界遺産に登録はされていませんが、
こちらもアラブ・ノルマンの建築様式にゴシック様式も混ざっています。

写真でもわかるように、黒い石が使われていますが、
こちらはエトナ山の溶岩です。
縞々模様が独特な雰囲気を醸し出してますよね。

こちらは内部の写真。内部は質素ですが、頑丈な作り。

外から見た後陣。

こちらは、外から見た側面部。
パレルモを訪れた際は、シチリアの歴史に残る事件が起きたこちらの教会にも
ぜひ足を運んでみてください!
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先日、パレルモのクーバ宮殿 (Palazzo della Cuba)に行って参りました!
世界遺産には登録されておらず、ひっそりとした所にありますが、
アラブ建築の技術が残る建物の外観はとても堂々としています。

クーバ宮殿は、 モンレアーレの大聖堂を建てたグリエルモ2世の命によって
1180年に王族の離宮として 建てられました。

こちらのイメージのように、宮殿の周りは池やブドウ畑や果樹園が広がり、
王様が日々の務めに疲れた時などに、この宮殿を訪れてゆっくり
休んでいたそうです。

建物自体は、ノルマン人がパレルモを占領する前から住んでいた
アラブ人の建築技術が利用されており、四角い建物の上部には
アラブ語が書かれた帯状の石板が並んでいました。

まだ上部にも少し残っていますが、宮殿の横にある展示場に、取り外された石板が展示されています。

内部の保存状態はあまりいいとは言えないのですが、
Zisa宮殿のように、内部にスタラクタイト様式と呼ばれる鍾乳洞のような
装飾の痕跡が残っています。

約800年以上も戦争の空爆にも合わず残っていた事には
すごさを感じます。
ノルマン時代の後は兵舎になったり、ペスト(黒死病)が流行った
16世紀には、ペスト患者の隔離住居としても使われていたとのこと。
有名な中世イタリア文学者ジョヴァンニ・ボッカッチョの
彼の著作『デカメロン』の作品の中に
クーバ城からインスピレーションを受けて、実際に舞台として利用した箇所があります。
パレルモのクーバ宮殿 (Palazzo della Cuba)詳細
住所:Corso Calatafimi 100
時間:月曜~土曜 9時~19時(最終入場18時半)、日曜・祝日 休み
※月初めの日曜日は、入場料無料(9時~13時間 ※最終入場13時)
入場料:2ユーロ
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