Buon giorno!
2018年も気付けばもう後1ヶ月。ということで、
今年行った所の情報を備忘録として書いていきたいと思います。
そこで今回は北イタリア、トリノ旅行記です。
SiciliaWeddingのブログ(リンク)に書きましたが、
友人の結婚式で5月にトリノに行った時に、少し観光してきました。
トリノはチョコレートの町!ということで、
チョコレート屋さんがそこら辺に溢れています。
その中でも一押しは、チョココーヒー…ココアっぽいコーヒー?
「ビチェリン」
コーヒーとチョコレートとちょっとホイップっぽい牛乳を加えたもの。
ココアのような味の中にコーヒーの苦みが。
1度飲むとはまること間違いなし!!
こちらがビチェリンで有名な1763年からあるという老舗カフェ。
Caffè Al Bicerin dal 1763(住所:Piazza della Consolata, 5)
このカフェの前にある教会はトリノでも古い教会の一つ。
Santuario della Consolata。
最初は聖アンドレアに捧げられて5世紀に建てられたと言われています。
その後の改築などを経て、19世紀に完成しています。
12世紀には、盲目のフランスから来た信者が、この場所で神のお告げを得て、
視力を取り戻し、この大聖堂のシンボルを見つけたと言われています。
壁には信者からの捧げ物の銀の飾りが壁一面に。
このタイプの捧げものは、パレルモの聖ロザリア教会にもたくさんあります。金で飾られたこちらの楕円形の屋根も素晴らしい。バロック様式の典型なのだとか。
お次は、トリノの大聖堂。
大聖堂の中で見つけたこちらのマリア様は、
テラコッタに色を塗ったもの。両端には後から追加された聖アンナが。
聖アンナは、聖母マリアのお母さんと言われています。
ということは、キリストの祖母になりますね。
中央のマリアを守る母と思いながら見ると面白いですね。
こちらは正面の祭壇ですが、こちらはトリックアートになってます。
そして、この大聖堂で最も有名?と言っていいと思いますが、
キリストが亡くなった時に体を包んでいたと言われる
聖骸布が保存されている礼拝堂。公開は教皇が決めた時という
不定期なため、実物は見れていませんが、やはりこの礼拝堂の前には人だかりが。
写真も人が多かったために、綺麗に撮れてません…
トリノでは至る所で聖骸布の写真(こちらはレントゲン写真?)が飾られています。
などなど、長い文章になってしまいましたが、
トリノにも観光に魅力的な所がたくさんあります。
ぜひ、みなさん北イタリアに行かれる際は立寄ってみてください。
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Buon giorno!!
さて、シチリアで有名な映画「ゴット・ファーザー」でも
よく出てくる名前、コルレオーネは実在する町で、
シチリアの州都、パレルモから車で約1時間15分の所にあります。
そこで見つけた、安くておいしいトラットリアを紹介します。
Torattoria & Pizzeria Al Capriccio
町の人に聞いて見つけたお店。ちょっとわかりにくい所にあるのですが、
家庭的な雰囲気のトラットリアでした。
店の中には昔から使われた農工具が飾られていました。
ちょっと珍しいと思ったのが、前菜で頼んだ
Tagliere dei benserviti。サラミとチーズの盛り合わせなのですが、
イノシシのサラミや、ジビエのベーコン(なんの鳥かを忘れてしまいました…)が
おいしい!!油がのって、独特な味わいですが、ジビエ好きな人には
たまらない1品。これで8ユーロ。
そして、パスタを2品
一つ目のパスタは、Ravioli al buongustaio 食通のラビオリ。
黄色いソースにはウコンも使われていて、材料は秘密(笑)と
最後まで教えてくれませんでした(笑)
キノコたっぷりで、キノコ好きにはたまらない1品。6,5ユーロ
2つ目のパスタは、Spaghetti alla Colreonese コルレオーネ風スパゲッティー。
…という名のシチリア伝統料理、ノルマ風パスタでした。
揚げナスとトマトソースと、リコッタチーズの組み合わせのパスタです。7ユーロ
どれも安くておいしい!!
次回はメイン料理やピザにも挑戦してみたいと思います。
コルレオーネのおススメトラットリアAl Capriccio詳細
Via: Via S. Agostino 41 – 90034 Corleone (PA)
Tel: 091.8467938 – 336.685471
営業時間: 12:00-15:00 19:00-23:00 木曜休業日
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Buon giorno!
今回はシチリア2番目の都市のカターニアから車で約30分、
カターニア近郊の町、「アチ・トレッツァ」という町についてです。
この町は漁師町として有名で、港には漁船がたくさん並び、
港の前には海鮮料理の店が並びます。
溶岩で埋め尽くされた海岸沿い。さすがエトナの麓の町。
Mythos Barでは、おいしいシチリアかき氷「グラニータ」が食べれます。
海岸線沿いで見どころなのが、この海から突き出た巨大な溶岩の岩。
これには伝説があり…
ホメロスの文学作品『オデュッセイア』の主人公、
オデュッセウスがギリシャに戻る旅の途中、
一つ目の巨人ポリュペモスに洞窟に閉じ込められてしまいます。
ポリュペモスは、シチリアのエトナ火山の中で働き、ゼウスの稲妻を作ったとされています。
ポリュペモスは人食いで、次々に部下をポリュペモスに食い殺されてしまったオデュッセウスは、
ポリュペモスにワインを飲ませ、酔っ払って寝た所を襲い、
一つ目を潰してしまいます。ポリュペモスは苦痛で叫んで仲間が来ますが、
誰にやられたかわからないため、仲間達はどうすることもできずに
帰ってしまいます。次の日、彼の羊を外に出す際に、目をつぶした犯人も
一緒に外に出さないように羊の背中を触り、まぎれてないか確認します。
※インターネットより引用(ヤーコブ・ヨルダーンス作)
しかし、オデュッセウスや部下達は羊のお腹の下に隠れて逃げ出します。
港までたどり着き、島を脱出する所でオデュッセウスは興奮して、
目をつぶしたのは自分だと叫びます。怒ったポリュペモスは、
岩を海に投げてオデュッセウスの船に攻撃します。
※インターネットより引用(アルノルト・ベックリン作)
そうやって投げられた岩がアチ・トレッツァに残っている巨大な岩ということです。
この場面は、ピアッツァ・アルメリーナのカザーレの別荘跡にも
描かれています。
ぜひ海鮮料理を楽しみに、また、伝説の大きな火山岩を見に
アチ・トレッツァを訪れてみてください♪
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Buon giorno!
今回はイタリアのカフェ(bar:バール)についてです。
イタリア人にとって一日の間に欠かせないコーヒーブレイク(イタリア語ではPausa Caffè)。
イタリア人は本当によくカフェに行くので、それぞれ行きつけのBarがあります。
顔見知りのバーテンさんとちょっと(?)コーヒーを飲みながら
立ち話は日常よく見る光景です。
さて、コーヒーが有名なイタリアでは色々な種類のコーヒーがあります。
いくつか紹介します。
・caffè(カッフェ)→エスプレッソコーヒー
・caffè macchiato(カッフェ マッキアート)
→エスプレッソに少し牛乳を足したもの
・caffè decaffeinato(カッフェ デカッフェイナート)
→カフェインレスのエスプレッソ
・caffè lungo(カフェ ルンゴ)→エスプレッソのお湯が少し多め。
エスプレッソよりちょっと薄め。
・cappuccino(カップチーノ)
→カプチーノ。泡立てた牛乳にエスプレッソを注いだもの。
・caffè doppio(カッフェ ドッピオ)→エスプレッソ2杯分
・caffè d’orzo(カッフェ ドルゾ)
→少量のエスプレッソに大麦を水に溶かしたもののミックス
・caffè al ginseng(カッフェ アル ジンセン)→高麗人参が入ったエスプレッソ
・caffè shakerato(カッフェ シャケラート)→コーヒーシェイク
・caffè freddo(カッフェ フレッド)
→エスプレッソに砂糖をいれて冷やしたものか、
エスプレッソに砂糖を入れたものをフローズン状にしたもの
日本で飲まれるコーヒーに似たものは、caffè americanoと言われます。
しかし、エスプレッソをお湯で割ったものを出してくるカフェが多いです…
私がよく飲むのは、caffè macchiatoにカカオを足してもらったオリジナル(笑)
con cacao(コン カカオ)と頼むと無料で足してくれますよ♪
こちらは、ちょうど横で注文されたのを撮らせて頂きました!
caffè shakerato。おいしそう!
さらに、砂糖も白砂糖、ブラウンシュガー、
ダイエットシュガーなど選べます。
バールには誘惑が多く、朝食でよく食べられる甘いクロワッサンや、
リンゴのパイやベリージャムの入ったパイや、
ピザの小さいピッツェッタや、フォカッチャなど。
コーヒーと一緒に食べてしまうのは仕方ない(笑)
ぜひ、イタリア旅行でトイレを借りにバールに入ったり、
ちょっとコーヒー休憩をする際に、色々なコーヒーを頼んでみてください。
まずはレジでお支払いをして、レシートをカウンターに持っていき、注文します。
イタリア人と一緒に立ち飲みチャレンジ!
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今回はパレルモのコッポラ帽の老舗、
Antica berrettificio Panormusをご紹介します。
コッポラ帽(コッポラ帽に関する詳細はコチラ)とはシチリアのハンチング帽のこと。
ローマ通りからちょっと路地に入ったところジュゼッペ・ガリバルディ通り(Via Giuseppe Garibaldi)にあります。
ちなみにこの通り、帽子屋さん(イタリア語でBerrettificio)がたくさん集まる通りとなっています。
道を挟んで販売所と工房が向かいあってます。
まず工房を見せてもらいました。
裁断の途中。コッポラ帽を1つ1つ手作りで作っています。
こちらは帽子の型。小さいものから大きいものまであります。
私は頭が大きいので、普段帽子を買うときにサイズがなくて困りますが、
ここは大きいサイズも品揃えが豊富!
壁にはぎっしりコッポラ帽。一口にコッポラ帽といっても、
実は色々な形があります。
かなりの量があるので、お気に入りを見つけることができるかと思います。
好みを伝えると、早速探してくれます。量が多いから、探すのも一苦労(笑)
とても親切にあれやこれやとコッポラ帽を引っ張ってきてくれます。
今度は販売所へ。こちらにも大量にコッポラ帽が。
ぜひ、パレルモ旅行の思い出に自分にピッタリの
コッポラ帽を探しに行ってみてください。
パレルモのコッポラ帽老舗店情報
Antica berrettificio Panormus
住所: Via Giuseppe Garibaldi, 72, Palermo
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今回のブログはエトナワイナリー「Tenuta di Fessina」訪問についてです。
ちょうど収穫の時だったのですが、この日は雨と雷が鳴り始め、
途中で切り上げていました。
フィレンツェ出身のSilvia Maestrelliがエトナに魅せられ、
ワイン畑を購入しワインを作り始めたワイナリーです。
日本にも輸出されています。
エトナに昔からあるブドウ農家の土地を買い取ったということで、
醸造所見学の際に見せてくれたのが、昔のワイン醸造所。
こちらの部屋はブドウを絞る場所。反対側に傾斜のついた窓があり、
女性が外から収穫したブドウを部屋の中にいれ、部屋の中では男性がブドウを踏み潰します。
部屋の床には傾斜がついており、中央にある穴の中にブドウ汁は流れ、
隣の部屋へ。
この部屋にぶどう汁がたまります。この中に人がはいり、
歩き回ることで撹拌していたようです。壁についている
木の出っ張りは、人が掴まる用だとか。
そして、こちらはブドウの皮をさらに圧縮し
最後の最後までブドウ汁を絞りとる機械。
貯蔵庫なども見学した後は、さっそくティスティングへ
ぜひ味わって頂きたいのは、ネレッロ・カップッチョ100%の
Laeneo。エトナにはたくさんワイナリーがありますが
ネレッロ・カップッチョ100%を作っているワイナリーは少ないです。
ネレッロ・マスカレーゼ100%のIl Musmeciもおススメです。
また、個人的にはロゼもすっきりおいしかったです。
ワインに合わせて食事も出してくれます。これがまた絶品。
シチリア伝統料理のカポナータ。
甘酢で味付けされていますが、
砂糖ではなくはちみつを使用しているため、やさしい甘さ。
ぶどう以外にも野菜を作っており、ワイナリーでとれた
ミニトマトをピューレ状にしたものに、フレッシュなリコッタチーズ、
その上にアーモンドとシチリア食材が詰まっています。
こちらのワイナリーは宿泊も可能。
ワイン畑を眺めながら、ゆっくりと滞在が可能です。
エトナワイナリー訪問をお考えの方は、こちらもぜひ訪れてみてください。
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ワイナリーまでの送迎、通訳などコーディネート可能です。
シチリア島のワイナリー情報はこちら
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