Buon giorno!

月曜からやっと黄色ゾーンになったシチリアでは、

移動制限や、レストランでの食事が可能になったので、

ショッピングモールや、バール、レストランが平日でも大盛況です。

今まで我慢してきたので、外出が少しでも自由になった事に

みんな喜んでいます。しかし、ちゃんと対人距離やマスクの着用は、

個人個人がまだまだちゃんと守っているという印象でした。

イタリア人、真面目!(笑)

さて、今回は前回に引き続き、パッティの大聖堂についてです。

(前回のブログのリンクはこちら)

ウィキペディアより引用

今回は、シチリア島が一番栄えていたアラブ・ノルマン時代の

シチリア王国初代の王、ルッジェーロ2世の母の

アデラーシアの墓についてです。

前回のブログに出てきたパッティ出身の聖人、

聖フェブローニアの祭壇のすぐ左側にその墓はあります。

ちょっと隠れた場所にあるので、最初どこにあるのか分からず、

教会の事務所まで行って教えてもらいました(汗)

このアデラーシア女王は、シチリア大伯爵ルッジェーロ1世と結婚し、

3人の子供を授かります。長男シモーネがまだ8歳の時に

ルッジェーロ1世が亡くなり、シモーネがその地位を受け継ぎます。

しかしまだ若すぎるため、母のアデラーシアが摂政として政治に関わるようになります。

かわいそうな事に、このシモーネは12歳で亡くなってしまい、

続いて次男のルッジェーロ2世が引き継ぎますが、

ルッジェーロ2世も、この時まだ10歳。

引き続き摂政としてルッジェーロ2世が17歳になるまで政治に関わります。

息子が大きくなったので、摂政を引退しますが、

邪魔にならない程度に息子のフォローに回ります。

その時に、エルサレム王と政略結婚の話が出てきて、

息子(ルッジェーロ2世)を将来エルサレム王にすることを条件に再婚します。

が、このエルサレム王は実は彼女の持参金目当てで、

軍事のための借金などの返済に彼女の持参金を使い果たした4年後に

2番目の妻との婚姻関係がまだ残っているやらなんやらといい、

結婚破棄の申請をします。

なんとひどい話だ…

傷心のアデラーシアはパレルモに戻りますが、

政界から引退し、パッティのバルトロメオ教会に移動し、

1118年に亡くなるまで、修道院で過ごしたとか。

残念だったのは、その後1130年に息子のルッジェーロ2世が

念願の初代シチリア王になる姿を見届けれなかった事ですね…

彼女の棺の像も表情は腕に隠れて見えないですが、

心なしか残念さを物語っているような…

では、今回はここまで!

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Buon giorno!

先日、メッシーナ県のパッティ市に行く用事があり、

少し時間があいたので、高台にある大聖堂に行ってきました!

大聖堂は高台にあるので正面入口からの海の眺めが最高です。

一番目についたのが、正面入口の扉の横の柱頭の彫刻です。

天使?もしくは人面鳥?の間に挟まれた人が「しまった!」

っていう風に手を口にしているような…(笑)

正面の扉は通常閉まっていて、側面に出入口があります。

こちらが側面の入口です。こちらから入ります。

正面の祭壇です。聖バルトロメオに捧げられた教会です。

正面向かって左側の祭壇です。大理石をふんだんに使っていて豪華です。

正面向かって右側は、パッティ出身の聖フェブロニアの祭壇です。

彼女は異教徒の家に産まれたのですが、キリスト教徒に回心し、

父親が決めた結婚を破棄して、キリストに一生を捧げようとしました。

しかし、父親が激怒してしまいます。聖フェブロニアは海岸近くの

洞窟に逃げますが、父親に見つかり殺されてしまいます。

父親は遺体を海に投げ入れます。

ここで奇跡が起き、大きな波が彼女の遺体をアマルフィ近くのミノーリまで運び、人々に発見されます。

そして、ミノーリにて聖トロフィメーナとして祀られることになります。

パッティとミノーリを結ぶ聖人。

ストーリーを知ると、観光するのもまた楽しくなりますよね♪

ミノーリにも行ってみたくなりました!

さて、今回はここまで。次回も引き続きパッティの大聖堂についてですが、

シチリア王国初代王のルッジェーロ2世の母のお墓について書こうと思います。

それでは!

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Buon giorno!

昨日、私が住んでいるアパートの大家さんから、

採れたて(アパートの庭で栽培されてる)のソラマメ頂きました。

こっちのソラマメは、日本に比べると長い…気がします。

日本ではあまり食べることがなかったので、どうやって

食べるのかと大家さんに聞くと、新鮮なソラマメは生が一番!

ん?生?

日本で生でソラマメを食べた事がなかったので、

ちょっと試食…してみたら、これがうまい!!

テレビ見ながら、ポテトチップス、もしくはナッツ感覚で

ボリボリ食べてしまいました。

今まで生で食べると美味しい事を知らなかったなんて、

損していた気がします(汗)

私があまりにボリボリ食べているので、まだたくさんあるから

畑に取りにおいで~と言われ、行ってみたら大量にソラマメが!

こんな風になるんですね…知らなすぎて恥ずかしい(汗)

ぜひ、この時期にシチリアを旅行の際は、市場で新鮮なソラマメを買って

小腹が空いたら、おやつとして食べてみてください!

一応私みたいな人のために、食べ方説明…

まず皮を剥き、中の豆を取り出します。

さらに、その豆の皮をむいて中身を食べます。

写真は、左が内皮がついた豆、中央は内皮、右は内皮をむいた後の豆。

新鮮なソラマメはとてもみずみずしく、ほんのり甘い~

それ以外にもソラマメの簡単卵レシピを教えてもらったので、

作ってみました~

ソラマメの皮(内皮まで)を取ります。

内皮を捨てずに半分残しておき、細かく刻みます。

玉ねぎのみじん切りと、内側の皮を細かく刻んだものを、

フライパンにいれ、塩・胡椒を少々、オリーブオイルをたっぷり加えて炒めます。

玉ねぎに火が通ったら、ソラマメを入れ、少しだけ炒めたら、

目玉焼きの要領で卵を割りいれます。

卵がお好みの硬さになったら、さらに全体にパルミジャーノ

(粉チーズでも、ピザ用チーズでも代用可能)を振りかけ、

蓋をして火を止めて、チーズが溶けたら完成!

簡単にささっとできておいしいので、おススメです♪

それではまた!Arrivederci~!

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Buon giorno!

前にブログに書いた、ダンテ死没700年記念、

ダンテの地獄「インフェルノ」ジェラートの続編、

ダンテの煉獄「プルガトーリオ」ジェラートをスーパーで発見したので、

購入してきました~!

こちらは、前回のブログのリンク↓↓↓

https://bit.ly/2Qrvh3n

5月発売となっていたのですが、先行発売?していました!!

こちらがパッケージ。

TVCMもプルガトーリオ版が流れ始めました!

こちらのリンクからCMが見れます。

1箱につき、3本入っています。

こちら中身。今回は、Double Gold Caramel。

ジェラートはピーカンナッツ風味のビスケット味。

外側のコーティングとジェラートの間に塩キャラメルソースが入り、

外側は、ビスケット入りキャラメルチョコレートとなっており、

キャラメル好きには堪らない一品。

塩キャラメルの塩辛甘さと、周りのカリカリビスケット入りのキャラメルの組合せがおいしい!

これは、最後の天国版(7月~8月発売予定)も見逃せません!

ダンテ繋がりで、5月中旬に行なわれるシチリアの世界遺産の町ノートで

毎年行なわれる花まつりの、今年のテーマがダンテだそうです。

ロックダウン中なので、行けないと思いますが…行きたい…

もし行けたらレポートします!

それでは、Arrivederici!

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Buon giorno!

今日は、シチリアに住んでみてわかった事です!

子供が誕生した家庭は、玄関のドア、もしくはアパートのメイン玄関のドアに

男の子なら水色、女の子ならピンクのリボンを飾ります。

近所を散歩中にこんな風にリボンを見かけると、

「この家には男の子が最近産まれたんだなー」とわかる訳です。

リボンには産まれた子の名前も書いており、

この家庭では「Alessandro(アレッサンドロ)」君が産まれたということになります。

こちらは女の子用。

こんな風に、「Benvenuta ●●」=「ようこそ(Welcome)●●ちゃん」と書いた紙も一緒にあったり、

これを見て、近所の人が名前入りのプレゼントを

お祝いに持っていったりするそうです。

プライバシーの問題等があり、表札もかかげない家が増える中で、

昔ながらの近所へのお知らせ方法に、なんだかほっこりした気分になります。

ネットより拝借。

まだ実物を見たことはないですが、ネットで双子用も見つけました!

このリボンは、魔除けの意味あいもあるのだとか。

イタリアへ旅行の際は、ちょっと注意して町歩きをして

リボンを見つけたら、耳をすませれば、家の中から赤ちゃんの

泣き声が聞こえてくるかもですよ!

それでは!Arrivederci!

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Buon giorno!

今回は、先日友人からもらったPolline(花粉荷)についてです。

最近、なんとなく疲れやすく、寝ても疲れが取れにくいと友人と話していたら、

いいものがある!とプレゼントしてくれたのがこのエトナ山の噴火シーンのラベルがついたPolline。

Pollineは花粉という意味なので、エトナ山産の花粉?!と、花粉症の私は一瞬警戒しましたが、

花粉持ちの友達も飲んでるから大丈夫よ~と言われ、

調べると、花粉荷というものらしい事が判明。

★花粉荷とは★

ビーポーレン。蜂がハチミツとともに集めてくる花粉で、花粉に蜂の体内の酵素が加わったもの。たんぱく質、糖分、ビタミン、ミネラルなどを含み、栄養価が高い。海外では運動選手らが体力増強のためのサプリメントとして利用。(日経ヘルスサプリメント辞典より)

ミツバチが花から集めた花粉を蜜などで固めたもの。ミツバチはこれを自らの食料や、ローヤルゼリーの原料にする。ヨーロッパでは古くから、栄養を補うための食品として日常生活に取り入れられてきた。花粉荷に含まれる花粉は、ミツバチなどの昆虫を介した「虫媒花(ちゅうばいか)」の花粉で、スギやマツなどの「風媒花(ふうばいか)」の花粉とは異なる。含まれる栄養素は、たんぱく質、ミネラル、ビタミン、酵素、食物繊維、αーリノレン酸。(山田養蜂場HPより)

どうやって服用するかというと、

小さいスプーンの半分の量のPollineをコップ半分の水にいれます。

そしてかき混ぜて溶かして飲みます。溶かすとこのようにちょっと濁った黄色い色。

味は…きな粉を溶かしたような、特にくせもなく。

これなら続けられそうなので、試してみようかと思います!

効果については、

・免疫力向上

・疲労回復と滋養強壮

・貧血の改善

・整腸作用もあり、便秘や下痢にも効果あり

いいことづくしですね!!

さらに調べてみると、下記の最新研究データが(みつばち健康科学研究所より)

・中高年男性の前立腺肥大を抑制

・花粉症の症状軽減に寄与(花粉荷含有プロポリス食品で花粉症治療薬の使用が減少)

・シミ予防効果(抗酸化作用とメラニン抑制力)

最後のシミ予防なんて、シチリアにきて太陽を浴びすぎて

シミだらけになってきている私には朗報!これ以上増やしたくない!

まだ飲み始めて3日なので、これといった効果はあまり感じてないですが、

この1瓶飲み終わる頃に、どの程度効果が出ているかレポートしたいと思います!

それでは、Arrivederci!

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